ハウスメーカー | 住友林業 |
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費用 | 2200万円(36坪)/坪単価:61.1万円 |
所在地 | 山形県 |
昨年の2016年に、雪国山形県に36坪2200万円のマイホームを新築しました。
私が選んだハウスメーカーは住友林業でした。
住みはじめてまだ1年も建っていませんが、住友林業の家のここに満足、不満、そして気になるアフターフォローについて、私が感じたことをご紹介します。
どこのハウスメーカーで家を建てようか迷っている方や住友林業にしたいのだけどと決断ができない方は、参考になることがありましたら、判断材料のひとつとして取り入れて頂ければ幸いです。
※ハウスメーカー選びに悩みの方は「ハウスメーカーを比較」をチェックください。
住友林業のここが満足
「家事動線・暖かさに大満足」
我が家は夫婦共働きで、家事に育児に大忙しの生活のため、家事動線にはとてもこだわりました。
以前に住んでいた借家では、キッチンとダイニングが別の部屋になっていたり、洗濯用の物干しとベランダが2階にあったため、濡れて重くなった洗濯物を持って階段を毎回昇り降りするのは一苦労でした。
このようにとても使い勝手の悪い間取りだったため、建築士さんと相談して何パターンもの間取り例を提案して頂きました。
キッチンからランドリースペースやパントリーへの動線など、とにかく家事のはかどる間取りにして頂きました。
また玄関収納にこだわり、土間収納にしたのですが収納力が多い上に、玄関のスペースを広く見せるような設計にしていただきました。
借家時代は玄関が狭く、来客があると靴があふれかえってしまい、すこし気恥ずかしい思いをしたことがあったため、これにはとても満足しております。
そしてなんといっても住友林業の家は、冬でも室内が想像以上に暖かいのには感激しました。
以前の借家では窓の内側の結露が凍結しているのは当たり前でしたし、室内なのに息が白く見えることも日常の光景でした。
しかし新築したマイホームでは、冬季に窓際に居ても寒くありませんし、室内なのに寒くて震えることもなくなりました。
この暮らしやすい家事動線と室内の暖かさには大満足です。
住友林業のここが不満
住友林業の家に特に不満はないのですが、敢えて上げるとしたら「二階の足音や物音が響く」ことです。
これは高気密故でしょうか、室内に足音や物音が響くことがあります。
例えば、子供の走り回る音や飛び跳ねる音やおもちゃを落とした音などは、外に漏れることはありませんが、その分室内で響くように感じます。
そのため二階の床下は防音対策をすればよかったかなとも思いましたが、二階にいる子どもの気配を感じることができると考えれば、これではこれでヨシとしようと思っています。
また高気密の家だからこそ温かい家だだと考えると大した不満にもならないのかもしれません。
やっぱりに気になるアフターフォロー
住みはじめて間もないころに、自動換気のトラブルがおきました。
詳しくは二階の換気システムに不具合が発生したのですが、自分たちで修理しようとも思いましたが、住友林業のアフターフォロー担当の方に相談すると、すぐに無償で対応して頂きました。
またこのアフターフォローの担当の方は非常に対応もよく、「まだ引っ越しして間もないですが、これから先もなんらかのトラブルが発生するとは思いますので、お気軽に相談してください」と安心できる言葉を掛けてくれました。
やはり安心して住み続けるには、信頼できるアフターフォローを提供する会社でなくてはならないと思いましたが、住友林業はまさに信頼・安心に値する対応をして頂きました。
住友林業のここがおすすめ
何と言っても、住友林業と言えば木材の質の高さに着目してほしいと思います。
何十年住み続けても「床が美しい」と言われているのですのですが、他のハウスメーカーさんとの木材の質の違いは、住んでいくにつれ差が出てきて、使えば使うほど良くなっていく家と言われています。
次に断熱材の性能にも注目です。
今はどこのハウスメーカーでも高断熱高気密性で設計されている住宅がほとんどのようですが、断熱材にも色々な種類があります。
吹き付け断熱や分厚いパネルの断熱材など、機能性の高い断熱材をお勧めしているようですが、住友林業さんでは高性能グラスウールをお勧めしていました。
地震時にも変形しづらく、そして歪みも元の形に戻るとの説明でした。
また生活のランニングコストを抑えるには、冷暖房費を節約していくことが重要ですが、これを実現するには「夏涼しく、冬は暖かな、外気温の影響をあまり受けない設計」と「基礎断熱」を徹底することをお勧めします。
せっかくの注文住宅ですので、こだわって良いポイントだと思います。
我が家のケースでは、借家時代の灯油代ガス代と電気代を比較すると、びっくりするほど光熱費は少なく済んでいます。
このように基本性能が高い住友林業の家ですが、さらに子世帯、孫世代まで末永く住める家でもありますので、やはり住友林業の木の家はお勧めです。